アレンジレシピ

ねらいにあわせてルールをどんどん変えちゃえ!

ルールを変えて使えるところもカードゲームの良さ。
ここでは、ねらいにあわせたアレンジレシピをご紹介します。
「こんな使い方もできるよ!」のアイデアも募集中!

●ひとりで「自分の興味」を探ってみる


まずは「研究対象カード」を用意しましょう。

①興味あり・なしの2山にわける

研究対象カードをみて(関連事項もみてみましょう)、興味のあるもの・ないものの2つの山にわけましょう。

②興味ありの中からベスト10を選ぶ

興味ありの研究対象カードをもう一度みて、その中からさらに興味があるものを10枚選びましょう。

③さらに「ベスト3」を選ぶ

 10枚の中から、さらに「気になるもの」を3枚に絞り込みましょう。

・・・ここで「課題Wordカード」も登場させます。

④「問い」を考える

3枚の研究対象カード×いろいろな課題Wordカードの組み合わせで、「問い」をなるべくたくさん考えてみましょう。実現可能性などは考えなくてかまいません。ここではとにかくたくさんたくさん、考えてみましょう。

⑤研究したい問いを選ぶ

考えたたくさんの問いの中から、「自分が研究したいもの」「ワクワクするもの」が何かを考えてみます。自分だからできること、自分が興味があることかは何かを徹底的に考えてみましょう。



●オンライン授業で使ってみるなら‥


*生徒が1人1台アクセスしている前提での授業です。


①課題Word1枚と研究対象6枚を提示

*先生側に書画カメラがあるとベストですね。


②クラス全体に選定基準を提示

これから探究を行うにあたって大切な「基準」を提示する とよいでしょう。

例)「より多くの人を幸せにできるテーマを提案せよ」 
    「まだ誰も研究していなそうなテーマを提案せよ」
    「地域の未来に役立つテーマを提案せよ」
    「誰もが答えを知りたいテーマを提案せよ」

③シンキングタイム(2分) 

  個人ワークの時間です。なるべくたくさんの問いを考えて書き出しておきましょう。

④グループ内で情報共有(10分)

ブレイクアウトルームなどで小グループにわけ、各自の考えた問いをグループ内で情報共有。その中で、選定基準にもっとも合致すると思われるものをひとつ決めましょう。



⑤クラス全体で発表

各グループで決めた「問い」をクラス全体で発表し共有しましょう。チャットに書き込むなど、全員が見える方法を考えましょう。

⑥クラスでベスト1を投票する

各グループからの問いのうち、いちばん選定基準に合うと思うものはどれか、投票等で決めましょう。



●問いづくりを磨くなら・・・

問いの「選定基準」に合致する問いを考えることで、探 究活動に向けて問いづくりを磨いていく練習をしてみ ましょう。

①課題Word1枚と研究対象6枚を提示

書画カメラでクラス全体に見えるように。


②クラス全体に選定基準を提示

これから探究を行うにあたって大切な「基準」を提示する とよいでしょう。

例)「より多くの人を幸せにできるテーマを提案せよ」 
    「まだ誰も研究していなそうなテーマを提案せよ」
    「地域の未来に役立つテーマを提案せよ」
    「誰もが答えを知りたいテーマを提案せよ」

③シンキングタイム(2分) 

    (※ここからはクラス全体のタイムキープを)

④プレゼンタイム ( 2 分 )

グループの全員が研究テーマをプレゼン。なぜそれを提 案するのかの理由もセットでプレゼンしあいましょう。 ※メモ用紙に書いて提示するなどの方法も

⑤グループ内投票&意見交換(3分)

誰のテーマが最も基準に合致しているか、基準に照らし 合わせて選ぶ。なぜそうなのか、どこが良いのかの意見交 換も。→次のカードと基準を提示して繰り返す・・・

最後にリフレクション!

「問いをつくるために大切なことは何?」 「問いをつくるためにはどんな情報が必要?」

●問いをつくる練習をするなら・・・

質や意義は問わず、とにかく「問いをつくる発想」に慣 れて楽しむことを目的に。グループ対抗にするなど、 ゲーム性も楽しみましょう。

①研究対象カードを配る

こちらは、グループに1枚ずつです。 裏返しのまま配ります。

②課題Wordカードを配る

カードを裏返したまま、1グループに 6枚ずつ配ります。

③制限時間5分!グループ対抗! とにかくたくさん問いを考える!

配られたカードを表にし、課題 wordと研究対象を組み合わせて、 「問い」をたくさん考えましょう。出てきた問いはA3用紙に書き出しておきます。

④いちばんたくさん考えたグループは?

各グループから、つくった問いの数を発表!いちばんたく さん考えたグループが優勝です。全グループのA3用紙を 見えるように貼り出し、どんな問いが出てきたのかをクラ ス全員で共有してみるのもいいですね。

最後にリフレクション!

「問いをつくるときにむずかしかったことは?」 「問いをつくるコツってどんなことだろう?」

●興味・関心を掘るなら・・・


基本ルールに沿った使い方ですが、ゲーム性よりも、 インタビューや選んだ理由の説明など、興味・関心を 探るコミュニケーションを重視します。

①主任研究員を決める

各グループの中で、最初の主任研究員を決め、どんな順で回していくかを決めます。

②課題Word1枚と研究対象6枚を提示

書画カメラでクラス全体に見えるように。

③主任研究員へインタビュー(3分)

  (ここかららはクラス全体のタイムキープを!)
研究対象カードの中で「興味があるもの」「ないもの」は どれか、から質問してみましょう。その理由など、深掘りも。限られた時間の中でなるべくたくさん質問をしましょう。

④シンキングタイム( 1 分 ) 

⑤プレゼンタイム ( 3 分 )

各研究員から、研究テーマの提案プレゼン。なぜそれを提 案するのか、インタビューで気づいた主任研究員の興味・ 関心など、提案理由もプレゼンしましょう。

⑥主任研究員が選ぶ(1分)

主任研究員から、どのテーマを選ぶのか、理由もセットで 話してもらいましょう。

→グループの全員が 主任研究員を体験できるように繰り返す。

最後にリフレクション!

「質問されて気づいた自分の興味って?」 「他の人から提案されて気づいたことは?」



●問いづくりを磨くなら・・・

問いの「選定基準」に合致する問いを考えることで、探 究活動に向けて問いづくりを磨いていく練習をしてみ ましょう。

①課題Word1枚と研究対象6枚を提示

書画カメラでクラス全体に見えるように。


②クラス全体に選定基準を提示

これから探究を行うにあたって大切な「基準」を提示する とよいでしょう。

例)「より多くの人を幸せにできるテーマを提案せよ」 
    「まだ誰も研究していなそうなテーマを提案せよ」
    「地域の未来に役立つテーマを提案せよ」
    「誰もが答えを知りたいテーマを提案せよ」

③シンキングタイム(2分) 

    (※ここからはクラス全体のタイムキープを)

④プレゼンタイム ( 2 分 )

グループの全員が研究テーマをプレゼン。なぜそれを提 案するのかの理由もセットでプレゼンしあいましょう。 ※メモ用紙に書いて提示するなどの方法も

⑤グループ内投票&意見交換(3分)

誰のテーマが最も基準に合致しているか、基準に照らし 合わせて選ぶ。なぜそうなのか、どこが良いのかの意見交 換も。→次のカードと基準を提示して繰り返す・・・

最後にリフレクション!

「問いをつくるために大切なことは何?」 「問いをつくるためにはどんな情報が必要?」

アレンジアイデア募集中!

「こんなふうに使ったよ!」のアイデアをぜひお聞かせください!